贈り物として選ぶときにも役立つ!?日本酒の豆知識を分かりやすくご紹介!

当サイトは贈り物として選ぶときにも役立つ、日本酒の豆知識を分かりやすくご紹介しています。
様々な機会にギフトとしてお酒を贈りたいのであれば、ぜひ参考にしてお酒が好きな人に喜ばれるものを選びましょう。
吟醸酒や大吟醸酒は高級なお酒の代名詞です。
高級感のあるギフトを選びたい場合に適しています。
また表だけでなく裏も要チェックするのがおすすめです。
裏ラベルはお酒選びのヒントが多数あるので、見逃すことのできない部分です。
-
贈り物として選ぶときにも役立つ!?日本酒の豆知識を分かりやすくご紹介!
- 日本酒の選び方のポイントにもなる特定名称酒とは?
- オンラインショップで日本酒を販売するときに必要になる免許とは?
- 日本酒といえば純米酒!水と麹以外はお米だけで造ったお酒
- 日本酒は大きく分けると普通種と特定名称酒の2種類
- 日本酒の酸度は味わいの重要な要素の一つ(2022/7/21)
- 日本酒のアミノ酸度が高いものは濃厚でコクのある味わい(2022/7/21)
- そもそも日本酒に賞味期限はあるもの?(2022/7/21)
- 季節限定感も日本人好み!日本酒の生酒とは?(2022/7/21)
- 日本酒のラベルに記載されていることがある山廃仕込みとは?(2022/7/21)
贈り物として選ぶときにも役立つ!?日本酒の豆知識を分かりやすくご紹介!
健康的な楽しみ方をすることで人生を豊かにしてくれるお酒は、贈り物にするのにも相応しいアイテムです。
そのような日本酒の中でも大吟醸酒は。
精米歩合が5割以下という贅沢なお酒です。
また吟醸酒は精米の歩合が6割以下となっています。
香り高い日本酒であるため贈り物にするのにもピッタリです。
古酒は蔵で3年以上もの期間、熟成させたという長期熟成タイプの日本酒です。
深い味わいがあるとして、好きな人からよく好まれています。
日本酒の選び方のポイントにもなる特定名称酒とは?
日本酒の選び方のポイントには、特定名称酒というものがあります。
これは、国税庁が定めている「清酒の製法品質表示基準」の要件を満たした日本酒のことです。
大きく分けて、吟醸酒・純米酒・本醸造酒の3つに分類されます。
吟醸酒は原料や素材を吟味しながら醸造されており、白米をじっくりと低温で発酵させているので特有な香りがします。
大吟醸酒はさらに丁寧に作られており、50%以下の精米歩合であることが条件です。
また純米酒は、アルコールの添加がない純度の高い酒となっています。
酒蔵が独自に開発して差別化をしたいときには、特別純米酒という名称を使います。
さらに純米吟醸酒と純米大吟醸酒もあります。
そして、米と米こうじに醸造アルコールを添加したものが本醸造酒です。
サトウキビやトウモロコシといった様々な原料と強めのアルコールをブレンドしているので、キレのある味わいとなっています。
原料となる白米の総重量の10%以下であると、特別本醸造酒となります。
現状では、この8つが特定名称酒と認められています。
オンラインショップで日本酒を販売するときに必要になる免許とは?
オンラインショップで日本酒を販売しようと思ったら、「通信販売酒類小売業免許」というものが必要です。
この免許を取ると氏名等が公表されます。
これがあってもお酒を販売できる種類には限りがあります。
国産のお酒は年間の品目ごとに、課税移出数量というのが決められているからです。
その量は3000L未満の製造者という制限があります。
オンラインショップで日本酒を販売するためには、仕入先や量、場所や方法等を計画して申請する必要があります。
申請する場所は、受発注を行う事務所の所在地のある税務署です。
取得に掛かる料金は1件につき登録料金として3万円ですが、これとともに登録税を納付した時の領収書を、用紙に貼付して提出する必要があります。
各種の証明書を発行してもらうためには、それぞれ手数料が掛かります。
インターネットで日本酒を販売するときでも、未成年にお酒を売ってはいけないということは、変わりありません。
同業者に売ってはいけないというのもあります。
この資格が取れたら、販売所ごとに「酒類販売管理者」を選任し、選任してから2週間以内に届け出を出してください。
そうしないと罰金を取られます。
日本酒といえば純米酒!水と麹以外はお米だけで造ったお酒
日本酒は一定の要件を満たすと特定名称酒として、純米酒・吟醸酒・本醸造酒などに分類され、純米酒は水と麹以外はお米だけで造られた日本酒のことを指します。
アルコール添加物を含んでいないのが大きな特徴で、特定名称酒の中で最も深いコクやお米の旨みを感じられる日本酒となっているので、初めて日本酒に挑戦する人にもおすすめできるといえます。
さらには精米歩合や製造方法、香味などでも細かく名称が分かれていて、吟醸造りで製造された純米タイプを純米吟醸酒、または純米大吟醸酒と呼びます。
より精米された白米を低温でゆっくりと発酵させることで、吟醸香と呼ばれる特有の香りを持つように造る製法が吟醸造りとなります。
しかし、純米吟醸酒・純米大吟醸酒と名乗る場合には、精米歩合に条件が定められていて、純米吟醸酒の精米歩合は60%以下、純米大吟醸酒の精米歩合は50%以下に規定されているので、純米大吟醸酒の方がより多くお米を磨いて造られているお酒ということになります。
日本酒は大きく分けると普通種と特定名称酒の2種類
同じ日本酒と呼ばれるものであっても、また同一の銘柄であっても味わいが全く異なることがあります。
それは、実際に飲まれたものが、特定名称種として定められているものであるかという事も影響しているのです。
前に飲んだお酒がとても美味しかったから、同じ名前のものを注文したが美味さが全然違ったという経験がある方も多くおられます。
それは、その日本酒とはお米をこして造られたものではあるのですが、それが特定名称酒なのかそうではないのかが風味の相違につながっています。
特定名称酒とは原料の米をどのくらい削っているか、または純米酒であるかという条件をクリアして醸造された清酒です。
一方普通種とされるものには含まれる原料や精米歩合に決まりはなく、そのために低価格帯となっており広く楽しまれているのです。
特定名称酒も精米度はクリアしていても醸造アルコールを使用していたリ、原料が米と水だけになっていたりと複数の種類が存在しています。
このように日本酒にも様々な種類があるのですが、大別すると特定名称酒と普通種に別れ趣向にもよりますが風味は大きく異なるのです。
日本酒の酸度は味わいの重要な要素の一つ
日本酒の風味を示す基準の1つに酸度があります。
聞き慣れない言葉ですが、言葉の通り酸の割合を示した数値で乳酸やコハク酸、有機酸などの総量のことです。
日本酒は発酵の過程で様々な有機酸やアミノ酸が生成され、そのひとつひとつが日本酒の風味を決めますが、酸は酸味や旨味をもたらす要素であり多く含まれているほど口当たりが辛口で濃厚、刺激とキレがあり、少ないほど甘口で淡麗な味わいになります。
ラベルの表示義務はありませんが飲む前に風味を想像するための重要な要素だと言えます。
平均値は約1.2から1.6あたりですが、温度により感じ方が違うのであくまで味わいの基準の1つと考えます。
他にはアミノ酸度という記載を見ることがありますが、これもまた日本酒の旨味やコクを示す指標の1つと言えます。
アミノ酸の含有量を示したもので、アルギニンやグルタミン酸など全部で20種類ほどあり、酸とは逆に高くなるほどまろやかで甘口になり、低いほどキリッとした辛口の仕上がりです。
日本酒のアミノ酸度が高いものは濃厚でコクのある味わい
お酒を飲むのなら旨味の強いものを選びたいという人もいるのではないでしょうか。
米と米麹、水をおもな材料として造られている日本酒にはスッキリとした軽やかな味わいのものもありますが、コクのあるタイプのものもあります。
もしコク深い味わいのものが好みに合うのであれば、旨味の強いものを選ぶのがおすすめです。
コクのある濃厚なものなのか、それとも軽快な味わいのものなのかを日本酒を飲む前に知るにはアミノ酸度に注目すると良いでしょう。
これはお酒に含まれているアミノ酸の量を表した度合いのことで、この度合いが高いお酒は口に含むと濃厚な印象でコクが感じられる味なのが特徴です。
ただし日本酒に含まれている量が多すぎた場合には雑味があるように感じられることもあります。
そのため高ければ高い程良いのかと言うとそういうわけでもないことは、知っておきたいところです。
日本酒を選ぶ際には、旨味やコクがあるかをチェックして選ぶのもおすすめです。
そもそも日本酒に賞味期限はあるもの?
賞味期限とは未開封の状態で保存した場合、品質が変わることなく美味しく飲食できる期限の事を指します。
もちろん、そのためには記載された保存方法を、守っていかなければならないのは当然のことです。
一般的な飲食物であればその期限がラベル等に記載されており、これはその飲食物を食するに問題のない期限が明示されているのです。
では、日本酒を見てみると製造年月日は記載されていますが、いつまでに飲まなければならないという期限は記載されていません。
これは、日本酒にはアルコール分が含有されているため、雑菌の繁殖を防ぐことができるという理由から記載義務がないというだけのことです。
つまり、その風味が保たれるかということよりも、飲んでも問題はないという事から製造年月日の記載だけになっているのです。
では、趣味として美味しく飲むための期限はというと、目安とされているものは間違いなく存在します。
火入れという殺菌処理が行われているのであれば1年以内に、為されていないものであれば半年以内が通常美味しく飲める期限とされています。
しかし、その期限が過ぎていた場合であっても調理用として用いるのであれば、期限を超えていない場合は飲食には何の差支えもありません。
目安となる賞味期限とは、あくまでも日本酒として飲む時の期限です。
美味しく飲むためには、その保存方法等も守っていかなければなりません。
季節限定感も日本人好み!日本酒の生酒とは?
20歳を迎えての楽しみはお酒を飲めるようになることでどの種類のお酒が自分に合っているか考える必要がありますが、ビールやウィスキー、ウォッカなど色々あるのでその中から良さそうなものを選ぶことになります。
飲みやすいお酒を見つけることができればこれほど嬉しいことはありませんが、中でも人気があるのは日本酒で季節限定のものも販売されていてとても人気があります。
日本酒の中でも特に評価が高いのが生酒で愛飲している人も多いのですが、これは醪を絞った後に一切の加熱処理をしないお酒のことです。
加熱処理を行ったりしても火を通さなければ生酒となるのですが、搾りたてを味わうことができて滑らかな風味と香りを楽しむことができるので好んで飲む人が多く気軽に手に入るので大変評判が良いです。
このように季節限定感がある上に滑らかな香りを楽しむことができるのでこのタイプの日本酒は好まれており、リーズナブルな価格で買えるので毎日飲んでいる人も多いです。
日本酒のラベルに記載されていることがある山廃仕込みとは?
芳醇な味わいと奥深い香りで、多くの人々に親しまれる人気の日本酒ですが、ラベルに「山廃仕込み」と記載されているものを見たことがあると思います。
この山廃仕込みのお酒とは一体どんな味わいなのでしょうか。
ここではその特徴を簡単に説明いたします。
山廃仕込のお酒は酵母を繁殖させるために時間がかかります。
これにより、選別されたより強い酵母菌を使い発酵を行うことが可能になります。
そして豊富なアミノ酸により、深い甘みとコシのある味わいのお酒が出来上がるという訳です。
また乳酸による酸味でキレのある味わいにも仕上がり、しっかりした濃醇な味という表現が当てはまります。
海外でも日本のお酒の知名度は高く、今や宴会、イベントなど世界中のさまざまなシーンで親しまれています。
各国で日本酒専門の居酒屋やバーが増え、世界のあちらこちらで日本酒コンテストが開かれるほどの人気ぶりです。
この山廃仕込のお酒もたくさんの人たちに愛され続け、これからも日本酒ブームはまだまだ続くようです。